sudoh個人的ブログのような

もう過去のものというか

復刻創世記日記(その1)

もう2ヶ月前の話ですが、復刻創世記、加入後初ライブが終わったので、もうネタバレOKと思いますので、今までの経緯をブログにしました。復刻創世記日記(復刻創世日記でいいのかな?)、あまりにも長いので全3回に分けたのですが、1/3でも長いかも知れません・・・まずは14ヶ月ほど前から始まり、2018年の2月まで。

2017/10(In The Beginning)
10月某日、facebookでだったと思うけど、ジェネシスコピーバンド「復刻創世記」のマイク・ラザフォード(ベース)役の田原さんが亡くなられたことを知った。リアルタイムでジェネシスを経験出来ない私(達)にとって復刻創世記は大事なバンドだし、そのなかの一人でも欠けてしまうと当然ジェネシスの再現ができなくなってしまう。そして実際にライブを見に行ってたので、mcなどから田原さんの雰囲気を知ってる私にとっては、とてもショックな事だった。

たまたま2013年頃、ネットで知ったのか、日本にジェネシスコピーバンド「復刻創世記」というのがあり、普通に東京で活動していることを知ったので、普段は人のライブに(特に知らない人のライブに)行くことはないんだけど興味があったので、これまた今までの人生で行ったことないようなライブハウス「目黒Live Station」に見に行きました。そしたら、相当楽しいライブだったし、実際にジェネシスが使ってる楽器を使ってのライブは、なかなか感動ものでした。
後日、勝手にその感想をブログに書いたのをボーカルの中島さんに発見されてしまい(後から知ったけど松田さんが先に発見したらしい)、その後知り合いになり、中島さんが私の関係のライブを見に来てくれたり、私も復刻創世記のライブを見に行くと挨拶する感じでした。
そういう感じで東京での復刻創世記のワンマンを楽しみにしてる日々だったので、田原さんの訃報はショックでした。そして、その割とすぐあとに中島さんからfacebookを通じて「マイク・ラザフォード役をやりませんか?」という連絡を頂いた。一瞬悩んだ(というのは自分でやると、ライブを見に行けない・・・)けど、自分もジェネシスのコピーをやりたいと思ってたし、田原さんの代わりが出来てバンドが前に進むことができるなら、と思い引き受けさせてもらうことにした。

それからまた数日後、メンバーと一度会うことになり、中島さん以外はほぼ初顔合わせという感じで、マクドナルドでコーヒーを飲みました。そして、言ってしまえばやや強引に田原さんの形見分け(?)的にダブルネックの12弦ギターとベースがくっついてる楽器を渡され、そしていま復刻創世記が演奏してるレパートリー、元の音源、前回のライブのブルーレイなどを渡された。一応聞いてみたけど、楽譜とかはないらしい・・・ジェネシスをコピーして、ほとんど暗譜してだれも構成を書き出したりしないでやっているようである・・・なんていう根性(愛情?)だろう。そして早速ジェネシスのライブで、マイク・ラザフォードが何をしてるかの話などを聞いたけど、とにかく感心する。わかってるつもりではいたけど、基本的にベース、そして12弦ギター、そしてベースシンセ(足で弾くやつ、主にムーグ・タウラス)なんだけど、それを場合によっては1曲のなかで弾き分けてるらしい。あと、復刻創世記のメンバー間での会話の中に「ナナロク」とか「ナナナナ」とかいう言葉が割と使われてる。一応意味を聞いてみたら、「1976年のライブ」、「1977年のライブ」という意味らしい。そうやって言うのか・・・そして、この日は割とあっさり、コーヒーを飲んだら解散。後日メールでリハーサルをしてみる予定を立てることにした。

これが預かったWネック。だいぶでかい・・・そして接触が悪いので、掃除をすることに。

弦を16本外して、開けるのも大変。

2017/11(家で予習)
10月にレパートリー、音源、DVDやブルーレイを預かり、11月の19日が最初のリハーサルになった。最初は3曲やってみることにしたんだけど、ベースの曲を中心にすれば、簡単にできるでしょう・・・と思い、一ヶ月近く余裕もあり、コピーを始めてみたら・・・とてつもなく大変!

最初の練習ではBehind the Lines、Robbery, Assault and Battery、Firth of Fifthの三曲をやってみることにしたんだけど、とりあえずRobberyのコピーに2日以上かかった。Firth of Fifthも2日くらいかけてコピーしてみたんだけど、とりあえずコピーのしやすさからスタジオ盤をコピーしてみた。そして、ちょっと弾けるように練習してみてから実際に演奏するライブ盤(復刻創世記はライブ盤を再現している)を聴いてみたら・・・あれ?結構ちがう!完コピを目指すとなるとだいぶ違う!というわけで、それからまた数日間は今度はライブ盤のコピーをすることに・・・完全に二度手間になってしまった。
しかし、二度手間ではあったけど、それはそれで面白い発見があった。Robberyのライブ盤を聴くと、マイクって結構適当に弾いていることがわかった。ジェネシスというと全部こまかく決めて、ライブでもスタジオの再現というイメージがあったけど、ドラムのフィル・コリンズが結構ライブだと新しいアレンジで演奏することは知ってたけど、マイクも結構適当に変えながらベースを弾いている。
Robberyでも逆にスタジオ盤だとハッキリとフレーズが決まってないところでも、ライブだと決まっていたり、また逆にライブだからちょっと違うフレーズにしてたり・・・と、いろいろある。しかしアンサンブル的には大して違いはないので、割と簡単にコピーをし直すことが出来た。

Robberyで面白かったのは、いままでなんにも気にしないで聴いてたので全く気づいてなかったんだけど、2コーラスほどやったあとに派手なソロパートがあり、歌に戻るんだけど、戻った3番の歌だけキーが違うってこと。そして、3番だけサビ(?)も違うし、簡単な曲のようでも、普通の曲3曲分くらいの情報量はある。それだけコピーが大変だっていうことだ。

さて、Firth of Fifthのほうは更に大変。実はライブ盤だとかなりアレンジされちゃってる。逆にスタジオ盤は「おい、それ間違えてるだろ!」っていう突っ込みどころがあるくらいだけど、ライブ盤は「好き勝手弾きすぎだろ!」っていう感じ。そして、フレーズなどはやはりスタジオ盤が秀逸。ライブになるとちょっと凡庸な印象がでてくる。しかし、これはスタジオ盤を聴いて育った私だからそう感じるのかもしれない。例えばAメロの後半、歌を歌いだしてから9小節目以降、スタジオ盤だとEのコードに対してBからBにスライドアップするというジェネシス特有の分数コードであり変なアレンジ。これがライブだとわりと普通にEで弾いている。しかし、ギター・ソロのあたりはスタジオ盤はAmのコードなのに思いっきりAメジャーのフレーズを弾いてたりする(あまり目立たないけど)。ライブ盤はマイナーになってるけど、好き勝手にフレーズを弾いてるので、コピーが大変。というか大変な思いをしてコピーをしたところでその適当に弾いてるフレーズを全部覚えてそのまま弾くのだろうか?オレ・・・という状態。いちおう頑張って譜面(メモ)を見ながらな9割くらい弾けるようにしておいた。
この曲で驚いたのは、ギターソロの後半8小節ずつベースとタウラス(足鍵盤)が入れ替わるということ・・・何やってるんだ、ラザフォード!8小節ベースを弾いたと思ったら、次の8小節はタウラスで白玉ベース。そしてギターでコードを弾いているんだと思う。その次の8小節はまたベース、次はまたタウラス・・・。アレンジとして確かにそれを聴き続けてきたし、それが素晴らしいけど、実際に演奏するとき、どうやって使ってない方の楽器(この場合ダブルネックのギターとベース)の音をとめるんだろう?家でコピーしてる段階では足鍵盤(タウラス)はないので、実際にスタジオに行ってやっていないとわからない。

さて、そんなわけでBehind the Linesは、もう最初っからライブ盤をコピーすることにした。この曲はタウラスとベースが両方使われていることは割りとすぐに分かる。そして、コピー自体もそれほど難しくないし、演奏もそれほど難しくない。ま、それにしてもそこそこ長い曲なので、やはりコピーや練習に数日はかかってしまった。とりあえず、一ヶ月弱でたった三曲!(あと数曲、興味がある部分はコピーを始めてたけど)初めてのリハーサルに挑むまでがとても大変だった。

2017/11/19(1回目リハ)
そして最初のリハーサルがこの日。場所は前に別のバンドで使ったことあるスタジオなので、問題なくスタジオに到着。そして、まず最初にする作業が・・・
中島さん(フィル・コリンズ用)のドラムのセッティング、タウラス(スティーブ・ハケット用とマイク・ラザフォード用の2台)のセッティング。そしてキーボードの岩崎さんはたぶん4台くらいのキーボードのセッティング。とにかく普通のバンドに比べてはるかにセッティングが大変。
そして自分のセッティング。田原さんが使っていたエフェクターボードがあるのだけど、シールドが二本束ねてるやつがおそらくダブルネックに使ってたものと判断して、ギターとベースにさして、それぞれギターアンプとベースアンプにさす。そして、他のシールドをタウラスに繋いでとりあえず、ベースアンプに入力がふたつあるので、そこに繋いでみる。その他にもsan sampのベースドライバー、BOSSのEQ、OD、Synth、パワーサープライ、YAMAHAのディレイなどがあり、ベースドライバーは使うことにした。そしてパワーサプライも使おうとしたけど、使い方が・・・よくわからないので、あきらめて自分で持っていったパワーサプライを使うことにした。その他、余裕をみてはいろいろエフェクターボードの中のものを試してみたけど、いろいろ使えない・・・ま、とりあえず、シールド数本と、ベースドライバーだけでも良いとして、使うことに。

とりあえず、Behind the Linesを演奏しみるけど、意外な難点が!まず、ベースがダブルネックのため、だいぶ下にあるので、低い方のフレットは手が(指が)届かない!かなりきつい!なので、90%くらい弾けるようになってたのが、実際には80%くらいのクオリティになってしまった・・・。でもメンバーみんな久々にベースありでリハーサルをしてることになるので、とても喜んでもらえてよかった。こっちもかなり興奮する。Behind the Linesのイントロって最高だしね。そしてタウラスを踏むのも最高。タウラスの音、本当に最高。
そして、Robberyも演奏してみるけど、こっちもやはり手が届かない問題はありつつも、だいたい弾けた。しかし、やってみて気づいたのはバンドだとやはりメンバーそれぞれの癖があるので、レコードに合わせて弾くのよりちょっと難しい。無視できる部分もあるけど、無視できない部分、特にテンポ感なんかは原曲のままやるよりドラムに合わせたほうがいいのかも。でもしかし、メンバー流石にほぼ完コピしてあるので、合わせづらいところはあっても、ほぼ原曲のまま再現されてるところがすごい!
さてFirth of Fifthだけど、岩崎さんがちゃんとイントロも演奏してくれる!最高ですね。そして、曲が2分位したところで、マイク・ラザフォードが弾くギターのパートがあるんだけど、やはり、急にギターが弾けない!そして切り替えられない!しかし、松田さんのギターの音の再現性が高くて笑える!最高!
しかし、Firth of Fifthをやってみてわかったのは、やはりギターとベースをダブルネックで切り替えて弾くのはとても難しい。スイッチで音を切るべきか、ボリュームで切るべきか、ペダルなどで切るべきか・・・とにかく慣れないと出来ないような気がする。なかなか長い道のりかもしれない。ベースはコピーできるけど、こういうところが難しい。

さて、ついでにちょっと前にマクドナルドでコーヒーを飲みながら教わったはなしだけど、Turn It On Againのベースは4分音符で踏んでディレイで8分にしてるという話があったので、早速YAMAHAのディレイを繋いで試してみた(YAMAHAのディレイの接触がわるくてちゃんと使えなかったりする問題があったけど)。そして、あまりコピーしてないので適当だったけどTurn It On Againも演奏してみた。それ以外にもコピーはしていなかったけど、Los Endosも演奏をしてみた・・・というよりしてもらった。適当にAでベースを弾くくらいならできるし、少しだけ弾いてみながら皆さんの演奏を楽しんでいたけど、3分くらいたったところで、演奏が止まってしまった・・・と思ったら、そこで始まるアルペジオを弾くのがマイク・ラザフォードだった!それを弾かないことには曲が続かない!でもとりあえずコピーもしてないので、中島さんが口で歌ってくれて最後まで演奏した。最後のSquonkの部分は一人で演奏して見たことがあったので、適当に参加してみた。
さて、無事にリハーサルも終え、楽器の片付けもして、次のリハーサルを決めたら、あっさり解散。そっか、練習が楽しみでやってるわけだから、練習のあとになんかする必要ないんだなw

初タウラス!

2017/12/17(2回目リハ)
さて、前回の練習から一ヶ月くらいあいたので、またレパートリーを増やすべく、One for The VineとLos Endos、Watcher of The Skiesをコピーして挑むことにした。One for The Vineって聴いたことはあるけど、曲名もしってるけど、どんな展開をするかまでは覚えてない程度の曲だった。なんせアルバム”Wind And Wuthering”はいつもアルバムで聴いてたし、同じフレーズが曲をまたいで出てくるし。サビのフレーズや間奏のリズムやシンセのフレーズ、イントロや数回出てくるギターのフレーズなど、たしかにどれもよく知ってるけど、曲の流れまではわからない・・・という感じで実際コピーしてみてわかったのはとにかく曲が長い!10分以上ある。そして、サビだと思っていたところは一回しか出てこない。しかしよく出来てるいい曲だ。間奏がかっこよすぎて楽しみすぎる!Los Endosも弾けるというレベルではなかったけど、コピーだけはしておいた。
Watcherはよく知ってる曲だし、ま、ほとんどフレーズも覚えてる感じだったので、コピーはわりと楽だった。しかし、最後のリズムがどうやってるかわからなかった(本人たちのリズムもだいぶゴリ押しなので、わかりづらい)のでちゃんとコピーしてみたら、なるほど・・・良く出来てる。面白い。そして、これを演奏してる当時の若者ジェネシス、恐るべし!という感じ。しかし、この曲もライブ盤を再現するためライブ音源をコピーしてるんだけど、貰った音源の音が悪くて、だいぶわからない。なので、この曲はまたスタジオ盤から音をとっておいた。そして違う場所、数カ所を覚えていった。

さて、実際のリハーサルになると、One for The Vineはタウラスを弾きながらベースを弾かなければならない場所が一箇所あり、そこが思った以上に出来ない!
ちなみにジェネシスは普通のロックバンドと違いキーがAm、C 、E、Gなんてことがないので、ちゃんと覚えておかないと感覚で弾けない。ベースもA♭-Fm-D♭-G♭という感じなので、フレットを覚えておかないとパッと弾けない。そして、足鍵盤も見ないと弾けないので、足もフレットもみるのが難しい!何だこのバンド!というわけで、実際、次回までに何の練習が必要なのかわかった。
Los Endosも前回よりはちゃんとコピーしたから弾けたけど、一部フレーズを覚えないと弾けない(譜面じゃ早くて追いつけない)場所があるので、次回までの課題がわかった・・・という感じだった。
そしてWatcherだけど、イントロが始まった瞬間・・・「そこはタウラスです・・・」って言われて、「え!?」オルガンの低音かと思ってたのタウラスなんだ・・・全く音とってない・・・しかも適当に記憶で合わせようと思ったけど、転調が多すぎてわからない!なかなか難しいバンドだ。そして、リズムが入ってきても、ハイハットとギターとベースの出て来る順番がよくわかってない・・・私。そして、ライブ盤の違いも2箇所ほどちゃんと覚えてなかったところがあったので、結構ボロボロ・・・なかなか難しいもんだ。

でも、リハーサルも2回めになると、みんながどんな感覚で演奏してるかがわかってきた。やはりみんな自分のことでが手一杯でそれほど他人の音の再現度を気にしてるわけでもないかな・・・と思わせておいて、「そこライブだと、こういうフレーズが入りますよね・・・」と指摘されたり!目立つフレーズはちゃんとコピーしないとすぐにバレる・・・、けど次からまずおおまかにコピーをしてから細かく詰めていくことにしようと思った。
ところで、この日は前回やった三曲もリハーサルしてみたんだけど、びっくりするくらい弾けなくなってて驚いた!一ヶ月弱でほとんど忘れてしまうんだ!つまり今後、リハーサルの前には、前にやった曲もさらっていかないと大変なことになってしまう・・・ということがわかった。

その後、2018年のはじめ、メールでライブが決定した報告をもらった。2018年10月28日なので、だいぶ先なんだけど、その前に仮押さえした9月の連休はすでに岩崎さんがNGのため10月に。またこれからしばらくあとだけど、19年の2月には関西でのライブも決まった。こちらは対バンありのようで、ELPコピーバンドと対バンのようだ。コピーバンドと対バンって書くと学生のようだけど、こっちもコピーバンドだった!全く知らない世界だなぁと思った。

2018/2/11(3回目リハ)
1月の練習が急遽できなくなったので、3回目のリハは2月になりました。この日までの自分の課題はDuke’s Travel~Duke’s End、そしてThe Lamb Lies Down On Broadway~The Musical Box(エンディングだけ)、Return Of The Giant Hogweedという感じだけど、2ヶ月ちかくあったので、In That Quiet Earth~Afterglowもコピー始めました。あと、できるところからSupper's Readyも。Dukeに関してはほぼベースだし、タウラスの感じもわかってきたので、わりと簡単にコピーも出来たし、演奏もそれほど難しくない。今まで通りで行ける感じ。Return Of The Giant Hogweedは、まだマイク・ラザフォードがバリバリベースを弾いてる時期で、音もえげつないファズの音。スタジオ盤を参考にしながらライブ盤の音をとったけど、まぁ、90%くらいは取れる。少しだけわからないところがあるけど、ま、それはいずれ突き詰めることにしてOKということに。Lamb Liesもコピーはできる。スタジオ盤と違うなぁ・・・と思いながら、一応ライブ盤をコピーする。

ところで、Lamb LiesやReturn Of The Giant HogweedはどうもFuzzを使ってるような音がする。ふと疑問に思ったので、復刻創世記のメンバーに当時のマイク・ラザフォードが使ってたエフェクトがなんだか知ってるかメールで聞いてみた。そしたら、さすが、ちゃんと答えが返ってきた!明確な答えというわけではないけど、当時の写真や、ハケットがカラーサウンドを使ってたこと、また参考になりそうなURLまで教えてくれた。と、いいつつ、私はFuzzらしいFuzzといえばBrassMasterの回路で作ったものしか持ってないので、リハにはそれを持っていくことにする。

さて、問題はThe Musical Box。聴いてみると、メインのアルペジオのギターはマイク・ラザフォードが弾いてる気がする。途中からハケットが別のギターで入ってくるし、念のため復刻創世記のブルーレイで確認してみたけど、やはり田原さんが弾いているので、コピーしなくてはいけない。ちなみに、コピーするライブ盤、スタジオ盤など聴いてみても、アルペジオのパターンなどにバラつきがあるけど、基本的には同じように弾いていると思われる。

ところで、ジェネシスアルペジオのコピーはとてつもなく大変だ。まず、二人で弾いてることが多いので、マイクの音だけを探す作業が必要になる。基本的にもらってるライブだと右のスピーカーがマイクのようだ。それと、このThe Musical Boxのように一人で弾いてることがわかっても、ポジションを探さなくてはいけない。たまに動画で参考になることもあるけど、マイクの手元がよく見えることも稀だ。そして、アルペジオで弾いてる音の順番と弾いてる弦を探さなくてはいけない。大体のアルペジオはコードを分散させてるというより、フレーズのように弾いてるので、弾く順番でフレーズが決まっている。そして、よく聴くと、その音がオクターブでなっている場合は複弦、つまり3弦~6弦になる。そして、アルペジオの一番高い音は普通のギターならたいてい1弦でひいてるものだけど、12弦ギターの場合は3弦の複弦が一番高いので、そこから探す場合もある。
とにかく、必死の思いでThe Musical Boxのアルペジオをとりはじめたけど、とてつもなく難しくなってしまい、それに自分の手だとほとんど届かない・・・という結論になってしまった。田原さんの演奏を聴いてみても、いくつか音が違うというか、端折っている感じがした。まぁ、それでも良いのかもしれないけど、正解を探したい。とりあえず、弾けないけど音はとってみた・・・という状態でスタジオに行くことにした。

ちなみに、スタジオでは案の定、全然弾けなかったw ほんとにすみません・・・と思いながら、これって一生弾けないんじゃないか?とさえ思える。そしたら、なんと、やはり・・・「マイク・ラザフォードは変則チューニングでやってるらしい。」ですと!先に言ってくれ!っていうのは置いておいて、多少その可能性も考えたけど、まぁ、わからないし、手が届かないけど、ほぼ再現できると思っていた。しかし、The Musical Boxのときだけ、マイク・ラザフォードがギターを変えてるらしいことから、変則チューニングで演奏してることは間違いないかもしれない。そして、それに関する情報が2007年のライブ盤のライナーで本人に語られてるらしいので、それを中島さんに後日送ってもらうことにした。
結局スタジオではReturn Of The Giant Hogweed、Duke、Lamb Liesをやってみてたけど、なんと岩崎さんが急患(!)手術(!?)のために早退することに。残された四人で曲をやろうとしたところ、あまりよくわからないので、私の質問タイムの日になってしまった。一応In That Quiet Earth~Afterglow、Supper's Readyのギターのこととか、分かる範囲で色々聞いておいて次のリハーサルにつなげることにした。

田原さんのBass Driver DIを持って帰って掃除。自分のと比較してみる。

9月10月のライブ

もう11月になりましたが、9月10月のライブのお知らせです。

9月最初は前回書いたGOMES THE HITMANツアー・ファイナル的な東京ライブ。実際ファイナルではなきけど、アッキー参加の5人編成では最後のライブ。 2018年9月1日(土)@ 東京 吉祥寺 スターパインズカフェ GOMES THE HITMAN 00-ism 2018 TOKYO 17:00開場 18:00開演 前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN/support guitar:藤田顕

これでした。スターパインズ満員、SOLD OUTというありがたいライブでした。バンドもいい感じだったんじゃないかな。バカみたいにはしゃいで楽しかったです。会場限定のリミックスも好評!

9月21日 渋谷www 石橋英子×マームとジプシー presents 『藤田貴大の「The Dream My Bones Dream」』

演出: 藤田貴大 (マームとジプシー) バンド:石橋英子ジム・オルーク、ジョー・タリア、須藤俊明、波多野敦子、山本達久 出演:成田亜佑美 映像:召田実子

というライブでした。今までの英子さんバンドのライブとも違った説明のしようがないステージでした。

演奏はアルバム「The Dream My Bones Dream」+アルファで、生演奏とテープ(というか録音)が混在する不思議なライブでした。こちらも満員御礼。凄いイベントでした。一回しかやらないのがもったいなさすぎる。

2018年10月7日(日)@ 札幌 レストランのや GOMES THE HITMAN “00-ism 2018” 17:30開場 18:00開演 /予約 3500円 当日4000円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN [ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

10月最初のライブは久々の札幌。なんか台風の影響で飛行機が飛ぶかどうかわからなかったので、一日早くでて、結果札幌に2泊してしまいました。久々に(いや初めてか?)GOMESのメンバーで観光とかしてる感じで楽しかったです。レストランのやもいいところで、また機会があれば行きたいですね。

10/28 復刻創世記 @ シルバーエレファント

これについては後日書きますか!

ちなみに、11月はGOMESのclub que、仙台、そして今年もTHE WATTSと共演します。

7月8月のライブ

明日からツアーだし、7月のライブ(終わってる)と8月のライブをお知らせします。

あ、と、その前に前回書いてないので6月の最後のライブから。

6月30日(土) ビックE @ 桜台POOL

「金城君 farewell party」 共演 Grand Mother Fucker、平成味噌、NECROMIST MANIAORGAN、5w1h、din remoter

ビックEや江川さんの映像を撮っていた金城くんがカナダに行くので、そのパーティでした。掛け持ちが3人位いたような、身内ノリのライブでしたが、知らないバンドも2つほどあったり、知り合いのバンドも相変わらずで楽しいイベントでした。

恐ろしい・・・映像が残ってる(本当はもう一つある。詳しくはこちら

7月4日 GOMES THE HITMAN @ 吉祥寺 Star Pine's Cafe 村田バンドのライブに参加。

なんかわかりづらいけど、村田和人さんのバンド、村田バンドのライブにゲスト的にバンドで数曲出た感じです。一部と2部の頭に2曲づつ。村田バンドの機材が基本的にあるので、さっと転換できるようにゴメスは機材少なめで行ったのですが、リハーサルのときにスタッフの方がベースのシールドを渡してくれたので、それにベースをつないでリハをしていたら村田バンドのベースの湯川トーベンさんが「あ!俺と同じシールド!」って・・・すみません、借して頂いてます・・・みたいなライブでした。

なんかベテラン・バンドの前座って感じで楽しかった。アンコールはステージに上って、楽器を持っていない・・・というもしかしたら人生初の経験をしました。歌も歌詞を知らないから歌えないので、手拍子してました。

7/8 GOMES THE HITMAN @ 恵比寿switch

これは7/25に発売の新録未発表曲集「SONG LIMBO」の先行発売記念ライブ。なので、「SONG LIMBO」に収録された全12曲のうちの11曲、そして、それ以外にも未発表の曲を4〜5曲くらい?ほとんど知られてない曲をやるライブでした。来てくれたお客さんも、こんなに知らない曲をやられても・・・って思うだろうけど、それ以上に(?)こんなに知らない曲をこんなに覚えてやるライブって大変!20年以上やってるバンドのライブなのにほとんど演奏したこと無い曲ばかりって、ありえない感じで新鮮。楽しかった。

8/3 GOMES THE HITMAN @ 二子玉川 蔦屋家電

そして、インストアライブなんて、何年ぶり?みたいなライブもやりました。ややアコースティック的な感じで、数曲ギターを弾いたりして楽しかった。山田のギターを借りて弾いたんだけど、いいギターで気持ちいい!

8/12 sea sheep + 紺紗実 @ 神保町試聴室

紺紗実のサポートとしてキーボードとベースで参加したんだけど、今回はsee sheepという女子3人組のパフォーマンス集団とのコラボレーション・ライブ。なので、3人のお芝居やダンス、その他もろもろの後ろで演奏するという面白いライブでした。パフォーマンス用にインスト曲を作って演奏したり、see sheepも演奏に参加したりと、いろいろやってみたけど、面白かった。珍しく昼夜二回公演でした。どっちも満員御礼。

と、ここまでが過去のライブですが、明日からGOMES THE HITMANツアーです。

2018年8月24日(金)@ 名古屋 K.D. ハポン GOMES THE HITMAN 00-ism 2018 NAGOYA 19:00開場 19:30開演/前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN [山田稔明、堀越和子、髙橋結子、須藤俊明] support guitar:藤田顕PLECTRUM

2018年8月25日(土)@ 大阪 南堀江 Knave GOMES THE HITMAN 00-ism 2018 OSAKA 18:30開場 19:00開演 前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN/support guitar:藤田顕

2018年8月26日(日)@ 京都 ケイブンシャCOTTAGE “珈琲と音楽とカレーな京都” 17:00開場18:00開演/予約3500円 当日4000円(ドリンク代別途) *アコースティック編成での演奏を予定 出演:GOMES THE HITMAN山田稔明、高橋徹也:guest 八野英史(b-flower

2018年9月1日(土)@ 東京 吉祥寺 スターパインズカフェ GOMES THE HITMAN 00-ism 2018 TOKYO 17:00開場 18:00開演 前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN/support guitar:藤田顕

2018年10月7日(日)@ 札幌 レストランのや GOMES THE HITMAN “00-ism 2018” 17:30開場 18:00開演 /予約 3500円 当日4000円(ドリンク代別途) 出演:GOMES THE HITMAN [ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

あれ、もう一個あったきがしたけど、ま、いっか。

とりあえず、今週末からツアーしてきます。何年ぶりのツアー?

それと、8/25はビックEのライブもありますが、ツアーで出れません。 詳しくはこちら

2月から6月までのライブ

もう一般的に7月になりましたが、このブログ、ホームページは1月から一度も更新、投稿されてなかったので、いまさら2月から6月までのライブを一挙にお知らせします。終わったライブを知らせてどうするんだ?と思いますが、これは読んでくれてる皆様にお知らせをするだけではなく、未来の自分のお知らせしているということです。過去の自分に聞いたこを未来の自分に教える今の自分、ということです。

といいつつ、もう2月のことなど忘れましたので、過去の自分ではなく過去のインターネット(ログ)に聞きます。

2/12 uminecosounds @ 渋谷O-nest

こちらは、ウミネコカレー(バンドのリーダー古里おさむ氏のカレー屋)の3周年&移転を祝うイベントで、豪華出演者、盛りだくさんのイベントでした。

もう書くのも面倒なので、フライヤーを貼っておきます。

久々のライブでしたが、持ち時間も少なめで、いろいろな曲が演奏できませんでしたが、新曲を演奏しました。というか、本当に盛りだくさんなんだけど、この日は新曲のカセットテープの発売もして、たくさんの方に買っていただきました。そのテープがこちら。

デザインなどはいつもお世話になってるオカタオカくん。そしてマスタリングはツバメスタジオ君島結です。ダウンロードコードもついているので、テーププレイヤー無い人も買っても損ではありません。でも、インターネットで一曲は聞けてしまいます。ビデオ付きです。

MV制作:tomosco 録音はツバメスタジオで私が録音しました。たしか全3曲、一日で録音しました。いや、3曲めはヤマジさんがiPadで録音したのでした。2曲めもいい曲なので、ぜひカセットもお買い求めください。たぶん、カレー屋で買えます。 カレー屋は幡ヶ谷に移転したので、「幡ヶ谷 ウミネコカレー」とか検索すれば出てきます。って書こうと思ったけど、ついでだから調べました。食べログってので高得点!ですね。こちらです。

やばい、2月のライブ1回だけなのに、こんなに書いてしまった。

3月のライブ。

3/4 紺紗実 @ 神保町試聴室 共演:潮田雄一、惑星のかぞえかた

紺紗実(konsami)ライブにキーボードとベースで参加。だいぶ回数を重ねて、わりといい感じでライブをやっております。しかしこの日はエフェクターをつなぐ順番を間違えるという初歩的なミスをしてしまい、ちょっと音が思ったのと違った。

ところで、試聴室は柴田聡子ちゃんの関係で昔からよく行ってたんだけど、実はライブをしたのは初めてだったかも。ライブハウスともカフェとも違う感じで少し変だけど、面白いかも。8月にもやります。

共演の人たちも知り合いの知り合いで、なんか楽しかった。

3/31 紺紗実 @ 阿佐ヶ谷Next Sunday

共演:伊藤悠紀、奥西菓折(名古屋)、富山優子

3月二回目の紺紗実。ちなみに紺紗実は「こんさみ」と書いてもこの漢字が出てくれません(google imeを使ってます。)「こん」のあとに「しゃ」って入れて、「み」って書いてます。しかし、私のグーグルは賢くなったのか、いまは「こんさみ」と入れれば「紺砂海」と出てきます(最初は「コンサ身」でした)。いつか「紺紗実」と出てくる日がくるのかもしれません。

共演者の方々も面白かったです。ライブをみて面白かったっていうのは失礼かもしれませんが、良い意味です。

ネクスト・サンデーも初めて出ました。ここも試聴室のような、なんとも言えない、音楽室的な雰囲気があって楽しかったです。

4月の最初のライブは

4/22 swaraga @ 原宿クロコダイル

共演:AlienIdol、美里ウインチェスター はぴちぇすたん第3惑星

swaragaは、これまで二枚のアルバムを録音で関わらせてもらっているバンドです。大学の後輩の松本玲子ちゃん、日本のインディー界の大御所ギタリスト、川上啓之さん(Gt=元 町田町蔵&人民オリンピックショウ、突然ダンボール、CANIS LUPUS、JOY、EVIL SCHOOL)、バカテク(バカという意味じゃないけど、ハイテクだともっと意味が伝わらない)ドラマー、元ハッピーファミリーの近藤慎一さんと、ベースが定まらない・・・っていうバンドです。たぶん4人位はベースを知ってる気が・・・いや、もうちょっと知ってるかも。

私は録音とミックスもしたので、人の何十倍も回数を聴いてると思うので、すぐに出来ると思うよ・・・みたいな軽いノリでサポートをさせてもらうことにしたのですが、いやいや、難しい!覚えられない!今まで皆(ベーシストの方々)、よくこれ覚えて弾けたね!って思える曲。すんなり聴こえるのに、転調や音階、拍子が独特すぎて感覚では覚えられない!といいつつやはり、曲をよく知ってるので、他の人よりだいぶ有利なはず・・・という感じで、頑張って初ライブでした。惜しい!という感じでしたが、楽しかったです。

この日の共演者が濃すぎて・・・音楽以外のところが濃いってすごいですね。ライブバンドはそうあるべきかもしれませんね。

やばい、まとめて書きすぎだ・・・

4/24 須藤俊明 @ Bar Isshee 共演:ナスノミツル

なんとベースでソロ・ライブをしてきました。イッシーさんに誘ってもらって、ナスノさんと共演もさせてもらいました。去年からやってるベースのアンビエント的な演奏のライブをやってみたかったのもあって、やってみました。やってみたいことがまだあるので、また機会があればやりたいですね。ナスノさんのライブをみて、またちょっと違った感覚も覚えました。(感覚を覚えるって頭痛が痛い?)

5/11 swaraga @ 三軒茶屋Heaven's Door w./曇ヶ原、NA/DA、PLASTIC NEON、sein

5月もサポートさせていただきました、swaraga。ヘブンズ、あまりいい印象がなかったけど、悪くありませんでした。この日はほとんど対バンを見なかったなぁ。ライブ事体はいい感じでできました。お客さんが少ないのが勿体無い。

5/13 紺紗実 @ 下北沢ARTIST

今回の紺紗実ライブは特別で、まず下北沢artistという店はブルース・バーということなのですが、おそらく店主のポリシーで、アコースティック楽器のみのライブとなっております。マイクはありなのか!とか、ツッコミどころ満載ですが、こちらとしては、エレキベースNG、エレピ(ライン)NGということで、何にもできない状態です。エレキベースがダメというより、エレキギターもダメだそうです。鍵盤に関しては、お店に設置されてる電子ピアノは使用可能だけど、いわゆるキーボードなどはNGということで、普段つかってるエレピにボリュームペダルという演奏はできないことが判明。YouTubeで予めartistでのライブの様子を見たら電子ピアノのスピーカーにマイクをあてて拾うという・・・謎の環境のお店でした。(当日どうだったかは忘れました。)

なので、この日のみ、私はいわゆるピアノ(電子ピアノだけど)の演奏と、なんとアコースティック・ギターでサポートすることにしました。この日のために実家からYAMAHA FG-151という数千円で買ったアコギを持ってきて、弾いてみたんですが、弦高が高くて(これも頭痛が痛い?)弾きづらい!それで考えてみて、まずサドルを削るところからはじめ、最終的にはサドルの下の木の溝を掘るという作業でだいぶ弦高を下げました。というわけで、ライブまでにはだいぶ弦高が下がったギターになったので、わりと普通に弾けました。しかし、やはりサドルの下の削り方が雑だと、弦の振動がボディに伝わらないはず、音は悪くなったかもしれません。ま、いいか。良くないか・・・

この日は前半は紺紗実ひとりゲストにハマちゃん(濱口雄一郎)、後半は二人で演奏しました。私の最初で最後のアコギライブだったかもしれません。

6月のライブ

6/12 紺紗実 @ 六本木ark hill's cafe

この日はちゃんとエレピとエレキベースに戻って、ライブができました。六本木ark hill's cafeって食事をする店ですが、いい感じでライブができます。今回2度めですが、今回の共演者はhaikというバンド。っていうか若すぎて意味不明でした。紺紗実は新しいカバー曲なども演奏して、楽しくいい感じでできました。

6/23 紺紗実 @ 宇都宮Fellows

この日は宇都宮のジャズ・バーということで、ジャズ・ピアニストの村田望さんの企画で、共演でした。紺紗実のボーカル、ギターに、村田望さんのピアノ、私がベースとたまにキーボード。紺紗実ライブに石橋英子さん以来初めてピアノ・プレイヤーが参加したので、「the music(石橋英子:作曲)」など普段できない曲ができて楽しかったです。なんかジャズ・スタンダードの曲も1曲演奏、これは疲れました・・・でも録音を聴いたら、自分のSGベースがウッド・ベースっぽい音してたので、思ったよりジャズっぽかった。

6/24 swaraga @ 新大久保EARTHDOM w./LAPIZ TRIO,BACTERIA,BB,ele-phant(たしかキャンセルしたような)

奇形児をやめて以来、久々のアースダム。ちょっと用事があったので、対バンが見れなかったけど、久々の雰囲気でした。swaragaもいい感じでライブができたけど、雰囲気が惜しいかな・・・

というわけで5ヶ月分のライブを書いたけど、少なくなったものです。バンドとかやってないしね。バンドとかまたやりたいと思うようになりました。思ってるだけだけど。

ところで、この半年(?)の間にPAを3回くらいやりました。 自分に向いてるかどうかは別として、新しいカタチで音楽に関われてる気がしますね。

ちょっとまとめて書きすぎですね。書くのにも一時間以上かかってます。 最初のうちは頑張ってリンクをはったりしてたのにね。

E-mu X board49

去年の9月のライブの時に書いたのですが、長年使っていたMIDIキーボード、E-mu X board49がライブ直前に壊れてしまいました。5つくらいの音が出なくなったので、完全にあきらめて、捨てるかどうするか考えつつも部屋にずっとおいてあったのですが、その後、POLY-800(これはベロシティがないのでMIDIキーボードとしては使えない)やDX-7を手に入れて、色々直したりしてるうちに、X board49も直せるんじゃないか・・・?と思いはじめてしまいました。

べつに長年使ったし、もう直す必要もないかと思ったんですが、ちゃんとしたキーボードを打ち込みのためだけに買うのも無駄な気がするし、またチープなキーボードを買うのも無駄な気がするし・・・と思ってて、どうせ捨てるなら開けてみようと思い、先日開けてみました。

なるほど〜、2004年4月9日に中国で作られたものなのかな?思ったより古くないなぁ・・・などとどうでもいいことを思いつつ、写真左上に8本の線がつながってるところにINPUTと書いてあり、その左下の12本の線のところにはOUTPUTと書いてあるのですが、そこがどこか外れてるのだけではないか?と思ったので、全部はずして、つけ直す・・・ということをやってみることにしました。

というわけで、アフターがこれです。写真が上下逆さまになってしまってますが、つけてあるところが汚くなってるので、素人がつけ直したのがわかるかと思います。8+12の線を外してつけ直しただけですが、結構面倒ですね。外すネジの量も結構あって50個くらいネジを外した気がします。そのうちネジを受けてるプラスティックで出来てる足のような部分を数本折ってしまいました。構造がわかってないから無理やり外そうとして折っちゃったんですね。他人のものじゃなくてよかった。捨てるつもりだったものだし。

結果的には、線をつなぎ直したら直ってしまいました。もう直ったほうがいいのかどうかわかりませんが、直ると嬉しいですね。また打ち込みに使います。打ち込みなんて滅多にしませんが、これを機会に打ち込みをまたしようかと思います。

ちなみに、戻すときですが、 この謎のケーブル、外してあったので戻そうと思ったんだけど、どっち向きだったか忘れてしまい、適当につけました。今のところちゃんと動いてるようなので、向きはあってるのかと思いますが、ケーブル外すときはちゃんとメモのために写真を取らないとだめですね。

あと、この写真でわかるように、安いキーボードは鍵盤の裏にホントにただ重さのために鉄の板が貼ってありますね。こんな物理的に重くすることで弾き心地が良くなるなんて不思議なものだなぁと思います。

というわけで、MIDIキーボード復活してしまいました。せっかくDX-7を買ったし、そちらのほうが弾き心地がよいのですが、USBで直接パソコンにさして電源もUSBから取れて、しかも膝の上にのせて弾けるくらい軽いこのキーボードもこれからも使ってあげようかと思います。

こういうものは楽器とは呼ばない気がしますが、あると便利ですね。

1月のライブ

もう1月も終りが近いですが、これから今年最初のライブがあります。

2018.1.27(sat) @京都 二条 nano Music Start Against Young Assault Again <期間限定 Folk Enough (Fukuoka) Thermo(Tokyo) <解散中ながら臨時営業 trespass(Kobe) atuiso

というイベント、京都ですが、こちらのTHERMOが今年初ライブになります。 THERMOはツバメスタジオの君島結と1997年ころからやっている二人組で、2010年ころに解散してるという感じですが、朋友MSAYA(A)の期間限定ライブのお誘いを受けて臨時営業という感じでライブをします。

基本的に私がドラムを演奏し、それを君島さんがマイクで集音しつつリアルタイムエフェクトでとんでもない音に加工するユニットですが、今回は君島さんがMTRを使うという新機軸(?)になるかもです。どうなるか是非ご期待下さい。

君島さんとは97年からコンビのように組んでいますが、今はツバメスタジオでいろいろ一緒にやったり、他でもいろいろ活動をともにしてます。

ま、付き合いは90年くらいからなんですが。

ベース作品

ベースによる多重録音の音楽を作ってみました。 そして、Bandcampにアップロード&販売をはじめてみました。たぶん聴けると思うので、聴いてみてください。

もともと去年の藤田貴大くん演出の東京芸術劇場ロミオとジュリエット』の音楽を達久くん英子さんと作ってた時に自分で思いついたベースの多重録音の音楽を提供させてもらったんですが、そのやりかたでいくつかトラックを作ってみようと思って、今年の秋ころに録音してみました。

Gibson EB-3Lだけを使ってみました。

まだちょっとやってみたいことがあるので、そのうちこれの第二弾も作ると思います。よろしくです。 [caption id="attachment_1509" align="alignnone" width="300"] [/caption]